1月の事務所通信
今月のマメ知識:【復興特別所得税をめぐる議論】
復興特別所得税は、東日本大震災からの復興財源確保を目的として、2013年1月1日から25 年間、基準所得税額に2.1%を乗じた金額が課される制度です。例えば、所得税額が10000 円の場合、210 円が復興特別所得税として加算されます。財務省の試算では、夫婦と子ども2人の世帯で年収500万円なら年約1600 円、年収1000 万円なら年約14000 円の負担増となっています。ま た2014年度から10 年間は、個人住民税も均等割が年額1000 円ほど引き上げら れていました。2022年の防衛費増額議論において、この復興特別所得税の1%を 防衛費に転用する案が物議を醸しました。最終的な税制改正大綱では、復興特別所得 税を1%引き下げる一方で新たな付加税を創設し、形式的に防衛費への転用を避けた 内容となりました。ただし当初の課税期間を最長13 年程度延長することとし、引き下げ前と変わらぬ復興財源を確保しました。復興と防衛、2つの重大なる目的をめぐり国民的議論が続いています。
今月のトピック:【北向き住宅】
北向き住宅への関心が高まっています。夏は強い日差しに日中カーテンを開けられず、熱帯夜で暑さがこもる南向きの部屋に対し、北向きなら比較的過ごしやすく、電気代も節約できます。冬の暗さや寒さは断熱性の向上やインテリアの工夫で回避が可能。「日当たり良好、南向き」を好条件とする不動産業界の常識を、酷暑の夏が覆しています。
今月の気になっていたあの言葉:【OTC類似薬】
医師の処方箋が必要な医療用医薬品の中で、市販薬(OTC医薬品)と有効成分や効能が似ているものを指す。湿布薬など比較的軽度な症状に用いられる薬で、医療保険の適用があり安価で購入できる。医療費の抑制策として保険適用外とする案も検討されているが、受診控えが増えることによる健康被害などが懸念されている。
税理士法人Dream24では、一般的な企業会計から個人の所得税、また相続や保育会計に強い税理士や社労士が在籍しています。




