2月の事務所通信
今月のマメ知識:【希望は光より速く】
経営者にとって新幹線は単なる移動手段ではありません。流れる車窓を眺めながら一人静かに戦略を考える、大切な思索の時間でもあります。ところで、東海道新幹線の「こだま」「ひかり」「のぞみ」の名前の並びは速度の順だけでなく、そこには深い意味が隠されているのをご存じでしょうか。まず「こだま」の由来は「木霊(山彦)」であり「音速」を表しています。次に登場したのが「ひかり」です。アインシュタインの相対性理論によれば、光の速さは音速よりはるかに速く、物理学の世界では光が絶対的な速さの頂点に立っています。しかし、その「ひかり」よりもさらに速い列車として名付けられたのが「のぞみ」でした。「のぞみ」とは、人の「願い」や「希望」です。物理的な物質は光の速さを超えることはできませんが、人の思いや希望は時間も距離も一瞬で飛び越え、目的地へと到達できるのです 。「 音 (こだ ま )」 よ り速 い「光(ひかり)」。そして、絶対的な物理の法則さえも超えるのが「希望(のぞみ)」です。この命名には、技術への誇りだけでなく、人の意志への深い敬意が込められているように感じます。商売も同じではないでしょうか。論理的な分析や市場データという「光」のような正確さは、もちろんとても大切です。けれど、誰も見たことのない未来を切り拓き、困難な壁を突破する力は、理屈を超えた「こうありたい!」という強い願いから生まれるものだと思います。希望は商売をする上での大きな原動力ですが、また商売を通じて人々に希望を届けたいという思いも、同 じくらい大事にしていきたいと思うこの頃です。
今月のトピック:【コンビニ車中泊】
コンビニの駐車場スペースを利用したRVパークが実験運用中です。1台1泊が3000 円程度の料金で、電源やゴミ袋の提供もあり、夜も常時人がいる安心感が好評です。キャンピングカーで移動する家族連れやペット連れなど車中泊の需要が高まる一方で、ホテルの宿泊費は高止まりが続きます。休日の気軽な旅計画に貢献してくれそうです。
気になっていたあの言葉:【SAF】
植物性バイオマスや廃食油などに含まれる炭素から製造される持続可能な航空燃料のこと。二酸化炭素の排出量削減や従来の航空燃料と同性能なため既存のインフラが使えるメリットがある。製造コストの高さなど課題はあるが、政府は2030年までに国内航空会社の燃料使用量の10%をこれに置き換える目標を掲げている。




